タイトル:迎春 「洛風林」帯の会
会期:2018年1月13日(土)~1月21日(日)
サービス:帯のガード加工無料
納期:14日~20日間
サプライズゲスト:
洛風林当代社長「堀江麗子様」ご来店。
洛風林の帯づくりのコンセプトや
着物とのコーディネート、
モチーフの特性や織の難しさなども
ご説明いただけます。
洛風林の帯は、そうそう一同に
見ることはできません。
特に、初春の堀江社長選別の帯たちは、
新作を中心に、他を圧する魅力に
溢れております。
ぜひ、ご高覧くださいませ。
随筆「洛風林の帯」
ある日の美味を求めて
京都木屋町の割烹「やました」に行った
地元趣味人も通う店で
白木のカウンターはいつも賑わっている
ひとり着物姿のご婦人に目がとまった
その帯姿にはっとした
食事どころではなくなった
ペールブルーの小紋に薄水の名古屋
きっぱり大ぶりの藍碧コプト文様の太鼓
帯は結んだ時にこそ美を発揮するというが
色柄のバランスと作り手のプライドも加味され
装う人との調和で見事となる
「洛風林」は問屋を通さず
展示会のみの取引を大切にしている
毎年、古典から新作まで
微妙な色を引き出しながら
各国の魅力ある図案を取り込んで
「洛風林」の世界をつくりあげてきた。
帯ばかりに集中していて
ご尊顔を私の失態は
恥ずかしいかぎりである。
その印象深い麗人は
「洛風林」堀江社長その人だったのだ
『なぜ「洛風林」の帯を着るのか』より
森荷葉拝